【超初心者向け】複利の力とは?お金が雪だるま式に増える仕組みを解説


「投資の本を読んでいたら“複利の力”って書いてあったんですけど、正直よくわからなくて…。ただ、すごい効果があるってことは伝わってきました。」

「いい質問だね!複利は、投資や資産形成を考える上で“魔法のような力”と呼ばれることもあるんだよ。」

「魔法みたいに増えるんですか?ちょっと怪しい気もします(笑)」

「実際は“雪だるま”のように、利益が利益を生み出して大きく育つ仕組みだよ。これを知っているか知らないかで、長期投資の成果は大きく変わってくるんだ。」
【超初心者向け】複利の力とは?お金が雪だるま式に増える仕組みを解説
目次
複利とは?初心者でもわかる基本の考え方
複利とは、元本(最初に投資したお金)+利息や運用益の合計額に対して、さらに利息や利益がついていく仕組みです。
つまり、利益が再び投資に回されることで「利益が利益を生む」サイクルが回り続けます。
- 単利:元本に対してだけ利息がつく
- 複利:元本+利息(運用益)に利息がつく
この違いが、長期的に見ると大きな差を生みます。
雪だるま式に増える仕組みの具体例
例えば、100万円を年利5%で運用した場合を考えてみましょう。
- 単利運用(元本にのみ利息がつく場合)
10年後 → 100万円 + (5万円 × 10年)= 150万円 - 複利運用(利益も再投資する場合)
10年後 → 約 162.9万円
同じ「年利5%」でも、複利だと10万円以上の差が生まれます。
さらに20年、30年と続けると、この差は雪だるまのように大きく広がっていきます。
FPの視点:なぜ複利が資産形成に有効なのか?
- 長期投資ほど効果が大きい
複利は「時間」が最大の味方。若いうちから始めることで、資産の成長スピードが大きくなります。 - 少額投資でも有効
つみたてNISAなど、毎月1万円程度の投資でも長期で見れば複利効果は十分期待できます。 - リスクを分散しやすい
複利効果を最大化するためには「途中で解約せずに続ける」ことが大切。そのためには分散投資でリスクを抑えながら続ける工夫が必要です。
複利の力を最大限に活かすためのポイント
- 早く始める → 投資期間を長く取る
- コツコツ積み立てる → 少額でも続ける
- 分散投資する → リスクを抑えて継続可能にする
まとめ
複利は「お金が雪だるま式に増える仕組み」であり、長期投資において最大の武器です。
特に初心者におすすめなのは、つみたてNISAなどを活用しながら、長期・分散・積立で投資を続けること。
FPの視点から見ても、「早く始めて長く続ける」ことが資産形成の最短ルートです。