【要注意!】あなたのスマホも狙われている!?増加するフィッシング詐欺の手口と対策

【要注意!】あなたのスマホも狙われている!?増加するフィッシング詐欺の手口と対策
目次
◆ フィッシング詐欺とは?
フィッシング詐欺とは、実在する企業や公的機関を装ってメールやSMS(ショートメッセージ)、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)などを送り、偽のウェブサイトに誘導して個人情報(ID、パスワード、クレジットカード情報など)を不正に取得する詐欺のことです。
被害にあうと、銀行口座からの不正送金や、クレジットカードの不正利用、身に覚えのないネットショッピングの請求などが発生する恐れがあります。
◆ 最近増えている主な手口
- 偽の宅配業者を装ったSMS
「お荷物の配送に関する重要なお知らせです」などの文面で偽サイトに誘導。 - 銀行やクレジットカード会社を名乗るメール
「セキュリティ強化のため、ログイン情報を更新してください」とリンクを送信。 - ECサイト(Amazon、楽天など)をかたるメール
「注文内容に問題があります」や「支払い情報が更新できませんでした」などの通知で個人情報を入力させようとします。 - SNSを使った詐欺メッセージ
知人のアカウントが乗っ取られ、「急ぎで連絡ください」などとメッセージが届く場合も。
◆ 被害にあわないための注意点
- リンクをむやみにクリックしない
不審なメールやSMS内のURLは開かず、公式アプリや公式サイトからアクセスしましょう。 - 送信元のアドレスやURLを確認
ドメイン(例:@example.co.jp)が正しいか、不自然な日本語が使われていないかをチェック。 - 二段階認証を設定する
主要なサービスには、ログイン時の2段階認証を設定しておくことでセキュリティが向上します。 - ソフトウェアやアプリは常に最新に
ウイルス対策ソフトやOSのアップデートはこまめに行いましょう。 - 個人情報を安易に入力しない
何か入力を求められたときは、一度立ち止まって本当に必要かどうかを確認しましょう。
◆ もし被害にあってしまったら?
すぐに関係するサービス(銀行、クレジットカード会社など)に連絡して利用停止手続きを行いましょう。また、警察や消費生活センターへ相談することも重要です。
◆ まとめ
フィッシング詐欺は、巧妙な手口で私たちの「油断」につけ込んでくる犯罪です。しかし、少しの注意と日頃の対策で被害を防ぐことができます。自分だけでなく、家族や友人にもこの危険性を共有し、みんなで情報リテラシーを高めていきましょう。