【超初心者向け】ドルコスト平均法の活かし方|設定金額とタイミングのコツをFPが解説

ナオ

「毎月つみたてNISAをしてるんだけど、最近『ドルコスト平均法』ってよく聞きます。なんとなく“自動で買っていく仕組み”って感じなんですが、どう活かせばいいの?」

ちはや@FP

「いい質問だね!ドルコスト平均法は、投資初心者が“無理なくコツコツ資産を増やす”ための基本戦略。ただし、効果を最大限に活かすには“金額設定”と“タイミング”の考え方がとても大切なんだ。」

ナオ

「なるほど…!じゃあ今回は、ドルコスト平均法の上手な使い方を教えて!」

【超初心者向け】ドルコスト平均法の活かし方|設定金額とタイミングのコツをFPが解説

🪙 ドルコスト平均法とは?まずはおさらい

ドルコスト平均法とは、一定の金額を定期的に投資していく方法です。
株価が高いときは少なく、安いときは多く買うことで、購入価格を平均化できます。

たとえば毎月1万円を投資信託に積み立てる場合:

基準価額購入額購入口数
1月10,000円10,000円1口
2月8,000円10,000円1.25口
3月12,000円10,000円0.83口

このように、価格が下がったときに多く買えるため、平均購入単価を下げられるというのが大きなメリットです。


💡 ドルコスト平均法の“活かし方”の基本3ステップ

STEP1:無理のない「設定金額」にする

つみたて投資は「続けること」が最重要。
FPとしてのおすすめは、“月収の5〜10%以内”が無理なく続けやすいラインです。
たとえば月収25万円なら、1.2〜2.5万円程度が目安。

💬 FPのひとこと
「金額を多くしすぎて生活費を圧迫すると続けられなくなります。まずは少額からスタートして、慣れたら増やすのが◎」


STEP2:「タイミング」は気にせず自動化が正解

ドルコスト平均法の本質は、“タイミングを分散すること”にあります。
価格が上がっても下がっても、淡々と毎月同じ額を投資することでリスクを平準化。

🧭 ポイント

  • 「下がった時に買える」のがメリット
  • 「上がった時に買いすぎない」リスク回避効果もあり
  • 長期で見ると平均購入単価が安定

STEP3:「やめない勇気」を持つ

相場が下がったときに“やめたくなる”のが初心者の落とし穴。
でも実は、相場が下がった時こそ将来の利益の種をまいている期間です。

💬 FPのひとこと
「ドルコスト平均法は“時間”が味方。10年・20年の長期スパンでコツコツ積み上げることで、複利効果も大きくなります。」


📊 ドルコスト平均法を使うおすすめの投資枠

投資枠向いているタイプメリット
NISAつみたて投資枠初心者・長期投資派非課税でコツコツ積立可能
iDeCo老後資金を作りたい人節税しながら積立可能
通常口座追加投資をしたい人いつでも引き出せる柔軟性

💬 FPのアドバイス
「まずはNISAつみたて投資枠で“長期・自動・少額”を体験してみましょう。」


🧠 まとめ:ドルコスト平均法は“習慣化”が最強の投資術

ポイント内容
続けるコツ無理のない金額設定
成功の鍵タイミングを気にしない自動化
最大の効果長期で積み上げることでリスクを平準化

FPユウキ
「ドルコスト平均法は、投資初心者が最初に身につけるべき“リズム投資”とも言えます。焦らず、続けることがいちばんの勝ちパターンですよ。」

ミナ
「わかりやすかったです!毎月コツコツ積み立てて、“投資を続ける力”を育てていきます!」


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