【超初心者向け】NISAつみたて投資枠の設定方法を解説|初心者でも迷わないステップガイド


「口座を開いてNISAの準備まではしたんですが、“つみたて投資枠の設定”ってどうすればいいの?アプリを見てもどこからやればいいのか分からなくて…。」

「NISA口座を開いたあと、実際に“どの商品を・どれくらいの金額で・どの頻度で積み立てるか”を設定する作業が必要なんだ。ここを間違えると、せっかくの非課税メリットをうまく活かせないこともあるので、しっかり押さえておこうね。」

「やっぱりそうなんですね。スマホでも簡単にできるの?」

「はい、最近の証券会社のアプリなら、5分もあれば設定完了だよ。今日はその具体的な手順を、初心者向けに分かりやすく解説するね。」
【超初心者向け】NISAつみたて投資枠の設定方法を解説|初心者でも迷わないステップガイド
目次
1. NISAつみたて投資枠とは?
まずは基本をおさらいしましょう。
「NISAつみたて投資枠」とは、長期・積立・分散投資を目的とした非課税の投資枠です。
対象は主に「投資信託」や「ETF」で、2024年からの新NISA制度では、年間最大120万円まで積み立てることができます。
- 非課税期間:無期限
- 対象商品:金融庁が厳選した“つみたてNISA対象”ファンド
- 積立方法:毎月・毎週・毎日などから選択可能
2. つみたて投資枠を設定する前に確認すべきこと
設定に入る前に、次の3つを確認しましょう。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| ① NISA口座の開設完了 | 「新NISA(つみたて投資枠+成長投資枠)」を選択済みか確認 |
| ② 入金 | 投資資金を証券口座に入れておく(毎月自動引き落とし設定も可能) |
| ③ 積立金額の目安 | 無理のない範囲で設定(例:月1万円など) |
3. 【実践】つみたて投資枠の設定手順(一般的な証券会社の例)
※以下はSBI証券・楽天証券・マネックス証券など、主要ネット証券で共通する流れです。
Step① 銘柄(投資信託)を選ぶ
- NISAつみたて投資枠の一覧ページを開く
- 「全世界株式」「S&P500」「バランス型」など好みのファンドを選択
- ファンドの詳細ページで“つみたて設定”ボタンをクリック
📌 FPのポイント
初心者には「全世界株式インデックス」や「S&P500インデックス」などの低コストなインデックスファンドがおすすめ。
過去の実績よりも「分散性」「信託報酬(コスト)」を重視しましょう。
Step② 積立金額を設定する
- 毎月いくら積み立てるかを入力(例:1万円〜)
- 年間120万円の範囲内で自由に設定可能
📌 FPのポイント
生活費を圧迫しない範囲で、無理のない金額を設定するのがコツ。
毎月1万円でも20年続ければ大きな資産形成につながります。
Step③ 積立日・頻度を選択
- 毎月1回/毎週/毎日などから選択
- 長期的にはどの頻度でもリターン差は小さいが、心理的負担を減らすなら“毎月”がおすすめ
📌 FPのポイント
「毎月●日に自動引き落とし」設定をすると、習慣化しやすく継続率が高まります。
Step④ 設定を確認して完了
- 入力内容を確認 → 「設定を確定」ボタンで完了
- 翌月から自動的に積立がスタートします
📌 FPのポイント
設定後は放置でOKですが、年に1〜2回は見直しを。
積立金額の増減やファンド変更はいつでも可能です。
4. FPが教える「失敗しない設定のコツ」
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 銘柄を多く買いすぎて管理が大変 | まずは1〜2本に絞る |
| 成長投資枠と混同 | “つみたて投資枠”を選択しているか確認 |
| 一気に大金を投入 | 毎月の積立で“時間分散”する |
5. まとめ:つみたて投資枠は“仕組みづくり”が大事
NISAつみたて投資枠の最大の魅力は、「自動で非課税運用を続けられる」という点です。
一度設定してしまえば、あとは積立が自動で続くので、時間を味方につけた資産形成が可能になります。
FPからのアドバイス
- 最初は「小額・長期・分散」でスタート
- つみたて設定を“自動化”して感情に左右されない運用を
- 定期的に「資産の推移」を確認して、積立の成果を楽しむ
💡次に読むと理解が深まる記事
👉 【超初心者向け】NISAとは?制度の仕組みとメリット・デメリットをわかりやすく解説


