【超初心者向け】公的年金＋iDeCo＋NISAでつくる老後資産シミュレーション
chihaya
「老後資金って、2,000万円問題とかよく聞きますけど、実際どれくらい必要で、どう準備すればいいのか分からないんです…」
「確かに“老後資金＝2,000万円”という数字が独り歩きして不安になるよね。でも実は、公的年金＋iDeCo＋NISAを組み合わせれば、現実的に無理なく老後資金を積み立てられるんだよ。」
「えっ！そんな組み合わせ技があるんですか？具体的にシミュレーションしてほしいです！」
「もちろん！今回は“超初心者向け”に、公的年金と投資制度を組み合わせた老後資産シミュレーションを見ていこう。」
【超初心者向け】公的年金＋iDeCo＋NISAでつくる老後資産シミュレーション
目次
公的年金だけで老後は足りる？
- 平均的なモデル世帯（夫婦2人、40年間厚生年金加入）の場合
→ 受給額：約 月22万円（年264万円程度） - 老後の生活費の目安（総務省データ）
→ 夫婦2人の平均：月26〜28万円
➡️ 公的年金だけでは「毎月数万円の不足」が見込まれます。
iDeCoでつくる老後資金
- iDeCoは掛金が所得控除の対象となり、節税しながら老後資金を積み立てられる制度。
- 例：毎月23,000円（会社員・企業年金なしの場合）を30年間積立
- 年利3％で運用すると → 約1,100万円 に成長
- FP視点：「老後資金を確実に準備したい人に最適。特に税率が高い人は節税効果が大きいです。」
NISAでつくる資産形成
- 新NISA（2024年以降）は 年間最大360万円まで非課税。
- つみたて投資枠（年間120万円）を活用すれば、老後資金を柔軟に準備可能。
- 例：毎月50,000円を30年間積立、年利3％で運用すると → 約2,300万円 に成長。
- FP視点：「老後だけでなく、教育費や住宅費などライフイベント資金にも使える柔軟性が魅力です。」
公的年金＋iDeCo＋NISAのシミュレーション
- 公的年金（夫婦） → 月22万円
- iDeCo積立（30年間） → 約1,100万円
- NISA積立（30年間） → 約2,300万円
👉 合計すると、老後生活の不足分を十分にカバーでき、むしろ安心した生活設計が可能になります。
まとめ
- 公的年金だけでは老後の生活費をまかなうのは難しい。
- iDeCo → 節税しながら老後専用の資金を積み立て。
- NISA → 老後資金にも、柔軟な将来資金にも活用可能。
- 公的年金と組み合わせることで、「不足分を補い、余裕のある老後」を目指せる。
FPのアドバイス
「投資制度を正しく組み合わせることで、老後資金の不安はぐっと小さくなります。大切なのは“今から少額でも始めること”です！」
