【超初心者向け】iDeCoの始め方|加入資格・手続き・注意点まとめ


「iDeCoって節税メリットがあるってよく聞くけど、始め方が分からないんですよね…。
そもそも自分が加入できるのかも不安です。」

「その気持ち、よく分かります。iDeCoはメリットが大きい制度ですが、加入資格や手続きが少し複雑なんです。でも流れを押さえれば、スムーズに始められるよ。今日はiDeCoの“始め方”をステップごとに整理して解説しますね。」
【超初心者向け】iDeCoの始め方|加入資格・手続き・注意点まとめ
目次
iDeCoとは?(おさらい)
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後資金づくりを目的とした制度です。
主なメリットは以下の3つ。
- 掛金が全額「所得控除」になり、所得税・住民税が軽減される
- 運用益も非課税
- 将来受け取るときも控除がある
👉 ただし「60歳まで原則引き出せない」点には注意が必要です。
ステップ1:加入資格を確認する
iDeCoは20歳以上60歳未満の人が対象ですが、職業によって掛金の上限が違います。
- 会社員(企業年金なし) → 月2.3万円まで
- 会社員(企業型年金あり) → 月1.2万円まで(条件あり)
- 公務員 → 月1.2万円まで
- 専業主婦(夫) → 月2.3万円まで
- 自営業(国民年金第1号被保険者) → 月6.8万円まで
👉 まずは「自分がどの区分か」を確認することが最初のステップです。
ステップ2:金融機関を選ぶ
iDeCoは証券会社・銀行・保険会社など、さまざまな金融機関で加入できます。
選ぶポイントは以下の通り:
- 手数料が安いか?(特に運営管理手数料)
- 取り扱い商品が豊富か?(投資信託のラインナップ)
- サイトやアプリの使いやすさ
👉 初心者さんは「ネット証券」がおすすめ。商品数が多く、手数料も安い傾向があります。
ステップ3:申し込み・書類提出
- 金融機関のサイトから「資料請求」
- 必要事項を記入して返送
- 基礎年金番号
- 勤務先情報(会社員・公務員の場合)
- 掛金額の設定
- 国民年金基金連合会の審査後、加入が確定
👉 手続き完了まで 1〜2か月程度かかる点に注意しましょう。
ステップ4:掛金を積み立て開始
加入が認められると、指定した掛金が毎月自動で引き落とされ、投資信託などの商品に積み立てられます。
- 少額からコツコツ積み立て
- 長期で運用するのが基本
- 「ドルコスト平均法」でリスク分散できる
👉 投資商品は 低コストのインデックスファンドが初心者にはおすすめです。
iDeCoを始める前の注意点
- 60歳まで引き出せない → 生活資金ではなく「老後専用資金」と割り切る
- 手数料がかかる → 加入時・毎月・給付時にコストあり
- 掛金額は柔軟に調整できないケースあり → 無理のない範囲で設定
まとめ:iDeCoは「老後資金づくり+節税」の最強ツール
- iDeCoは老後資金を作りながら節税できる制度
- 始め方は「加入資格確認 → 金融機関選び → 書類提出 → 積立開始」
- まずは無理のない金額からスタートすることが大切
👉 「NISAとiDeCo、どっちから始めるべき?」と迷う人は、資金の柔軟性が高いNISAを先に、余裕があればiDeCoもがおすすめです。